ほんの記録

読書日記など、とりとめもなく

伊神満 『「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明』

メモ。 だから「正しい」理論があるのではなく、何らかの「研究目的」に照らして「有意義」で「便利」な理論があるだけである。車を運転するときには道路地図を、電車で行くときには路線図を、登山ルートを決めるには地形図を使うのと同じだ。この点を失念す…

クロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』

野生の思考のこれらの面はことごとくサルトルの哲学にも見出される。まさにそれゆえにこそ、この哲学は野生の思考を批判する資格がないと私は考える。等質であるということだけで、その可能性はなくなるのである。それに対し、民俗学者にとっては、この哲学…

V・E・フランクル『夜と霧』

夜と霧 新版 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2002/11/06 メディア: 単行本 購入: 48人 クリック: 398回 この商品を含むブログ (373件) を見る 「一人の人間が家に帰ったが、あちこちで会う人間からただ…

ロック『市民政府論』

市民政府論 (光文社古典新訳文庫) 作者: ロック 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 法の目的は、いかに誤解されようとも、実は自由を奪ったり縛ったりすることにあるのではない。逆に、自由を保ち…

森嶋通夫『マルクスの経済学』解説(塩沢由典)

なんだか資本論の入門書、解説書が増えてきて(漫画まである)、古典として読むのならいいのですが、21世紀の今日でもこれを資本主義批判の根拠として考えている入門者がいるみたいなので、現在の標準的な経済学では資本論をどう考えているのか知っておくの…

20世紀を生きた世代は社会主義のダメさを後世に伝える義務がある

最近、古典的なマルクス主義みたいなことを言ってる若い人がまだ存在していることを知り驚愕しています。 ベルリンに壁があった時代を知っているおじさんおばさん世代は、社会主義がの失敗をきちんと後世に伝える義務があるのではないか、そんな気がしていま…

依田高典『「ココロ」の経済学』(4)

「ココロ」の経済学: 行動経済学から読み解く人間のふしぎ (ちくま新書1228) 作者: 依田高典 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/12/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る ようやく読み終えました。 平日は1週間かけてやさしい新書を1…

依田高典『「ココロ」の経済学』(3)

「ココロ」の経済学: 行動経済学から読み解く人間のふしぎ (ちくま新書1228) 作者: 依田高典 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/12/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 今日は第3章「モラルサイエンスの系譜」を読みました。なんと…

依田高典『「ココロ」の経済学』(2)

「ココロ」の経済学: 行動経済学から読み解く人間のふしぎ (ちくま新書1228) 作者: 依田高典 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/12/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 勤め人で本を読む時間を取るのが大変。さらに気力を読書に向け…

依田高典『「ココロ」の経済学』(1)

『「ココロ」の経済学』って本を購入しました。 「ココロ」の経済学: 行動経済学から読み解く人間のふしぎ (ちくま新書1228) 作者: 依田高典 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/12/06 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 発売直後に気…

ブログ再開

おおよそ10年ぶりにブログを再開します。 特に目的らしい目的もないのですが、自分の読んだ本、考えたことなどを記録する場所が欲しくなりました。 頻繁に更新することはおそらくないと思いますが、備忘録として、暇なときにつらつらと、気軽に書き込んでみ…